木偶の嘘

マリー・アンドロイドをすこる余りこじらせた考察ブログ

楽曲「マリー・アンドロイド」考察 part3

前回の更新から期間が空いてしまいました。見てくださっている皆様、申し訳ありません

引き続き楽曲についての考察を書き進めていこうかと思います

 

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ハラキリ狼も這い蹲って闇に溶けてゆく
眠れない聖なる夜に馬鹿ばっかで乱痴気騒ぎか

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まず「ハラキリ狼」についてですが、仮説が2つあり絞れなかったので、どちらも紹介します

 

仮説1. マリーちゃんを傷つけた大人達

仮説2. 戦争の相手国

 

まず「仮説1」からですが、この曲の歌詞はあらゆる童話のパロディが組み込まれています

童話において狼というのは意地悪で、狡猾で、大抵の場合は主人公を傷つける存在として描かれています

そのため、この曲の主人公であるマリーちゃんを傷つける存在=悪い大人達

と結論づけました

 

続いて「仮説2」ですがこれは安直なもので、「ハラキリ」から連想しました

ハラキリから連想される「国」…まあ、これは説明するまでもないでしょう

ハラキリ狼が「這い蹲って闇に溶けた」

つまり狼サイドが負けたと判断していいでしょう

対してマリーちゃんの暮らす国は勝ったので、「馬鹿ばっかで乱痴気騒ぎ」というわけですね

 

ここは何度曲を聴き返してもいまいち決め手に欠けるので、何か気づいたことがありましたらコメントよろしくお願いします

 

ちなみにMV上でも

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マリーちゃんの背後に狼の影が見えますが

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作中何度も登場するトランプの兵隊達に、ミサイルによって駆逐されています