木偶の嘘

マリー・アンドロイドをすこる余りこじらせた考察ブログ

楽曲「マリー・アンドロイド」考察 part4

今回は、マリーちゃんが体を売るに至った経緯について考えていきたいと思います

 

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子豚達の家はドンガラガッシャと崩れて消えた
ジャンクフードとコーラに溺れ 惨めだな目覚ませよ

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この子豚達をマリーちゃん一家と仮定します

 

そしてVtuberマリー・アンドロイドの動画

 

【第1話】はじめまして!マリー・アンドロイドちゃんだよ!

【第6話 後編】マリーちゃん、ンヌグムちゃんと好き好きマリーちゃん歌ったり、いろいろやるよ!

 

のスクショをご覧いただきます

少々ホラー要素があるので、ご注意ください

 

まず1話

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背後にある家族写真は、マリーちゃんとその家族かと思われます

根拠は今のところ「少女が金髪だから」としか言いようがありませんが、とりあえずそういうことにしておきましょう

 

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この家族が(家庭が)ドンガラガッシャと崩れて消えるわけですね

写真を見るに裕福そうな身なりをしています。お父さんが大企業の人間だったりしたのでしょうか

それが何らかの理由で経営が立ち行かなくなった(原因は戦争でしょうか)

 

何不自由なく暮らしていた家族が、一気に貧乏生活に転落したわけです

明日の食い扶持もない毎日…

「ジャンクフードとコーラに溺れ」たような、自暴自棄になった両親

芸能活動には決して安くないお金がかかります。また人脈も必要です。駆け出し中のアイドルだったマリーも、どちらも失った以上、これまで通りの活動は出来なくなっていたことでしょう

希望を失ったマリーちゃん一家…。ある日両親は、決して許されることではない決断を下しました

それでは6話のスクショをご覧ください

 

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うさぎのぬいぐるみを抱えた少女が立ち尽くしています

以下、明るさを調整した画像です。少女の両サイドに注目してください

 

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天井からぶら下がる、スカートを履いた足と、ズボンを履いた足

これが何を意味するか…想像に容易いですね

 

マリーちゃんの両親は、苦しい日々に耐えかねて、マリーちゃん(と、その兄と思しき人物)を残してこの世を去ってしまいました

 

兄と思われる存在は考察するにも材料が少ないので一旦置いておくとして

ともあれ、両親を失った幼きマリーちゃんが

「かわいそうに。仕事を紹介してあげようね。君ならきっと稼げる。毎日ご馳走が食べられるよ」

などと悪い大人に声をかけられたとしたら…?

これが、「マリー・アンドロイド」の物語の始まりかと思われます

 

ちなみに、暗がりに立ち尽くす少女のシーン。その直前には、こんな映像もありました

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ボロボロですがおそらく「兎」でしょう

part1で解説させていただきました、楽曲「マリー・アンドロイド」の冒頭

 

「あの日追いかけていた兎が野垂れ死んでいた」

 

と繋がります。まるで、マリーちゃんの平和な日常(あの日)が音を立てて崩れ去ったことを示唆しているよう

 

そして、頭部だけが兎で体は人間…それも大人の女性に見えます

ボロボロになったマリーちゃんの心の中を表しているのかもしれませんね

 

次回からは、駆け落ちを決めたマリーちゃん。その後の結末と、マリーちゃんの「夢」について書き進めていきます